エグゼクティブ向け転職エージェントおすすめ15社徹底比較!失敗しない選び方とハイクラスの転職方法

2026.08.12 2026.08.13
エグゼクティブ向け転職エージェントおすすめ15社徹底比較!失敗しない選び方とハイクラスの転職方法

INTRODUCTION

役員・経営幹部クラスのポジションを目指して求人を探しても、一般の転職サイトにはほとんど掲載されていないことに気づいた方は多いのではないでしょうか。

エグゼクティブ層の採用は経営戦略そのものに関わるため、求人の多くは非公開で動き、特化型の転職エージェントやヘッドハンターを経由しなければ出会えないのが実情です。

だからこそ、「どのエージェントに登録するか」がエグゼクティブ転職の成否を大きく左右します。

本記事では、エグゼクティブ支援に強い転職エージェント15社を比較。

登録型・サーチ型・スカウト型という仕組みの違いから見た選び方、CFO・法務責任者など職種別の使い分け、さらにフルタイム転職以外の選択肢である「社外取締役・監査役就任」まで、エグゼクティブのキャリア戦略を網羅的に解説します。

在職中で時間のない方でも、この記事を読めば自分に合うサービスと動き方が具体的にわかります。

この記事の3行要約

  • エグゼクティブ求人の多くは非公開。BEET-AGENTやEXEなど、特化型エージェントやスカウト経由でしか出会えない求人が中心
  • 職種(CFO・法務・CxO)と年収帯・キャリアの方向性でエージェントを使い分けるのが成功の鍵
  • フルタイム転職だけでなく「社外取締役・監査役への就任」という選択肢も広がっている
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エグゼクティブ向け
転職エージェントTOP5
エージェント ポイント 公式
BEET-AGENT BEET-AGENT
士業・管理部門年収1000万円以上のハイクラスエージェント。経理/財務/法務など管理部門、管理職の転職に特化。ミスマッチのない転職支援に強み。
EXE EXE[エグゼ]
社外取締役・非常勤監査役への就任が可能。登録しておくだけで非公開案件の募集が届く。
JACリクルートメント JACリクルートメント
年収800万円以上の求人多数。JACリクルートが運営するハイクラス向けサービス。
ビズリーチ ビズリーチ
ハイクラス向けスカウトサイト。年収600万以上向け。幅広い求人に出会える。
doda X doda X
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パーソルキャリアが運営するdoda Xだから求人数が豊富。効率的に転職活動したい人におすすめ
2026年8月時点

エグゼクティブ向け転職エージェントおすすめ15社比較

まずは結論として、エグゼクティブ層の転職支援に強いサービス15社を一覧で比較します。総合型・特化型・スカウト型をバランスよく押さえており、この中から2〜3社を併用するのが基本戦略です。各社の詳細は表の下で順に解説します。

サービス名 保有求人数 強み
BEET-AGENT 非公開 経理・財務・法務など管理部門の責任者クラスに特化
EXE[エグゼ] 非公開(社外役員マッチング) 社外取締役・監査役への就任支援。登録者1,300名超
JACリクルートメント 非公開 管理職・外資系に強い老舗。50〜60代の高年収成約実績
ビズリーチ 非公開(年収1,000万円以上が5割以上) スカウト型の代表格。ヘッドハンターと企業から直接スカウト
タレントパートナー(三井物産グループ) 非公開(取引企業5,000社以上) 三井物産グループ唯一の人材紹介会社。金融・コンサルの独自求人
パーソルキャリア エグゼクティブ エージェント 非公開(決定実績の約7割が年収1,000万円以上) 日本最大規模のエグゼクティブ専門紹介。全国7拠点で地方にも対応
リクルートエグゼクティブエージェント 非公開(紹介実績5,000名以上) 経営層特化のエグゼクティブサーチ。社外取締役サーチも提供
マイナビ転職エグゼクティブエージェント 非公開 年収800万円以上に特化。外資・商社・金融の独占求人
FLUX Agent 非公開 受賞歴あるコンサルタントを厳選採用。経営層直結の独自求人
doda X 年収600万円以上115,000件超 ヘッドハンティング×自己応募のハイブリッド
リクルートダイレクトスカウト 非公開 完全無料のスカウト型。リクルート運営の安心感
エンワールド・ジャパン 非公開 外資系・グローバル企業の幹部職。年収2,000万円以上も
コトラ 37,000件超 金融・コンサル・ITのプロフェッショナル特化
クライス&カンパニー 非公開 CXO転職の専門チーム。30〜40代の経営幹部候補に強み
MyVision 非公開 コンサル業界特化。200社以上のファームと取引

BEET-AGENT|管理部門の管理職・CXOクラスに特化

BEET-AGENT

BEET-AGENT(ビートエージェント)は、経理・財務・法務・人事・経営企画といった管理部門・バックオフィス人材に特化した転職エージェントです。

公式サイトでは年収600万円〜1,000万円以上を目指す管理部門人材の転職支援を掲げており、部長・CFO・法務責任者といったマネジメント層の求人を扱っています。

公式サイト:https://beet-agent.com/

項目 内容
サービス名 BEET-AGENT(ビートエージェント)
保有求人数 非公開
強み 管理部門・バックオフィスの責任者クラス特化
運営会社 株式会社アシロ(東証グロース上場)
公式サイト https://beet-agent.com/

エグゼクティブにとっての最大のメリットは、管理部門というカテゴリーの中で役職・専門性の解像度が高いことです。

総合型エージェントでは「経理部長」も「CFO候補」もひとくくりにされがちですが、BEET-AGENTは管理部門専門のアドバイザーが経歴の強みを言語化し、経営に近いポジションへのキャリアアップを支援してくれます。

上場企業やIPO準備企業の管理部門責任者を目指す方は、まず登録しておきたい1社です。

こんな人におすすめ

  • CFO・経理財務部長・法務責任者など管理部門の上位ポジションを目指す方
  • IPO準備企業・上場企業の管理部門で経営に近い立場を狙う方
  • 管理部門の専門性を正しく評価してくれる担当者と話したい方

公式サイト:https://beet-agent.com/

EXE[エグゼ]|社外取締役・監査役への就任に特化

exe

EXE[エグゼ]は、転職エージェントとは少し毛色の異なる、社外取締役・監査役のマッチングサービスです。

企業の経営幹部や弁護士・公認会計士などの専門家が社外役員候補として登録し、上場企業・IPO準備企業とマッチングされる仕組みで、登録者は1,300名を突破しています。

公式サイト:https://exe-pro.jp/

項目 内容
サービス名 EXE[エグゼ]
保有求人数 -(社外役員マッチングサービス)
強み 社外取締役・非常勤監査役への就任支援
運営会社 株式会社アシロ(東証グロース上場)
公式サイト https://exe-pro.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、フルタイム転職とは別軸でキャリアの選択肢を増やせることです。

現職を続けながら社外役員として経営に参画する、あるいは転職と並行して社外役員就任の可能性も探る、といった柔軟なキャリア設計ができます。役員経験や専門資格を持つ方であれば、登録しておくことで思わぬ経営参画のオファーにつながる可能性があります。

詳しくは後述の「転職だけではない|『社外取締役・監査役』というキャリアの選択肢」の章で解説します。

こんな人におすすめ

  • 役員・部長クラスの経験や弁護士・公認会計士等の資格を持つ方
  • 現職を続けながら社外役員として経営に参画したい方
  • フルタイム転職と並行してキャリアの選択肢を広げたい方

公式サイト:https://exe-pro.jp/

JACリクルートメント|管理職・外資系エグゼクティブの老舗

jac-recruitment

JACリクルートメントは、管理職・専門職・エグゼクティブ層の転職支援を30年以上手がけてきた老舗エージェントです。

公式サイトの成約実績には、50代後半〜60代で年収2,000万円〜5,200万円の統括責任者・事業責任者クラスの転職事例が多数掲載されており、シニアエグゼクティブの支援力は国内トップクラスといえます。

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

項目 内容
サービス名 JACリクルートメント
保有求人数 非公開
強み 管理職・外資系・シニアエグゼクティブの支援実績
運営会社 株式会社JACリクルートメント(東証プライム上場)
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、コンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「両面型」である点です。

企業の経営課題や組織風土を直接把握しているため、役員面接で何が問われるか、どんな人物が求められているかといった解像度の高い情報を得られます。

外資系や海外展開企業の幹部ポジションを視野に入れる方には特に有力な選択肢です。

こんな人におすすめ

  • 50代・60代でエグゼクティブ転職を目指す方
  • 外資系・グローバル企業の管理職・幹部職を視野に入れる方
  • 企業の内情に通じたコンサルタントから深い情報を得たい方

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

ビズリーチ|スカウト型の代表格

bizreach

ビズリーチは、職務経歴書を登録するとヘッドハンターや企業から直接スカウトが届く、スカウト型転職サービスの代表格です。

公式サイトによると、掲載求人のうち年収1,000万円以上が5割以上を占め、累計の導入企業数は41,800社以上にのぼります。

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

項目 内容
サービス名 ビズリーチ
保有求人数 非公開(年収1,000万円以上の求人が5割以上)
強み ヘッドハンター・企業からの直接スカウト
運営会社 株式会社ビズリーチ
公式サイト https://www.bizreach.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、自分の市場価値を客観的に測れることです。

レジュメを登録して届くスカウトの質と量が、そのまま現時点の市場評価を映します。転職を今すぐ決めていない段階でも、情報収集とキャリアの棚卸しを兼ねて登録しておく価値があります。

一部機能は有料プランですが、まず無料で始めて反応を見るのが定石です。

こんな人におすすめ

  • まず自分の市場価値を客観的に把握したい方
  • 今すぐの転職は決めていないが、良い話があれば聞きたい方
  • ヘッドハンターとの接点を広く持っておきたい方

doda X|ヘッドハンティングと自己応募のハイブリッド

doda Xは、パーソルキャリアが運営するハイクラス向け転職サービスです。

ヘッドハンターからのスカウトを待つだけでなく、自分から求人に応募することもできるハイブリッド型で、年収600万円以上の求人を115,000件以上保有しています(2026年8月時点)。

公式サイト:https://doda-x.jp/

項目 内容
サービス名 doda X
保有求人数 年収600万円以上の求人115,000件超(2026年8月時点)
強み スカウト受信と自己応募を併用できる
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda-x.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、待ちと攻めを1つのサービスで完結できることです。

多忙な時期はスカウトの受信に絞り、動きたいタイミングで気になる求人へ自ら応募依頼を出す、といった緩急をつけた活動ができます。

年収600万〜2,000万円台と求人レンジが広いため、部長クラスから役員クラスまで幅広い階層で使いやすいサービスです。

こんな人におすすめ

  • スカウト待ちと自己応募を使い分けたい方
  • 年収800万〜1,500万円帯で選択肢を幅広く見たい方
  • 多忙な時期と活動期でペースを調整しながら動きたい方

リクルートダイレクトスカウト|完全無料のスカウト型

リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス向けスカウトサービスです。

レジュメを登録すると企業やエージェントから直接スカウトが届く仕組みで、求職者は全機能を無料で利用できます。

公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

項目 内容
サービス名 リクルートダイレクトスカウト
保有求人数 非公開
強み 完全無料で利用できるスカウト型サービス
運営会社 株式会社リクルート
公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、コストゼロでスカウト網を1本増やせることです。

ビズリーチと併用してスカウトの受信チャネルを複線化しておけば、接触できるヘッドハンター・企業の母数が増え、非公開案件に出会う確率が上がります。

リクルートグループ共通のレジュメに対応しているため、登録の手間が少ない点も多忙なエグゼクティブに向いています。

こんな人におすすめ

  • 無料でスカウトの受信チャネルを増やしたい方
  • ビズリーチと併用して非公開案件との接点を最大化したい方
  • 登録・管理の手間を最小限に抑えたい方

タレントパートナー|三井物産グループの求人網を持つ転職エージェント

三井物産グループで唯一の人材紹介会社「タレントパートナー」が運営する、ハイクラス向け転職エージェントです。

運営会社はMBK Wellness株式会社(旧MWH HR Products株式会社)。業界実績は20年以上、取引企業数は5,000社以上にのぼり、平均決定年収は800万円。転職決定者の約6割が年収アップを実現しており、平均アップ額は100万円です。

最大の特徴は、三井物産グループのネットワークを活かした求人網にあります。三井物産本体やグループ各社の求人に加え、金融・コンサルティング業界を中心とした年収1,000万円以上の独自求人を多数保有しています。

各業界出身の専門コンサルタントが担当につき、フィットするポジションの提案から独自の選考対策まで一貫して支援する体制で、登録・利用はすべて無料です。

公認会計士や税理士が監査法人・会計事務所から金融・コンサル業界へ移る場合や、管理部門の経験者が商社系・金融系の経営ポジションを狙う場合に、既存の登録先とは異なる求人ルートとして併用する価値があります。商社グループの内部事情に通じた情報源を一つ確保しておく、という位置づけで登録しておきたいサービスです。

サービス名 タレントパートナー(三井物産グループの転職エージェント)
保有求人数 非公表(取引企業5,000社以上・平均決定年収800万円)
強み 三井物産グループ唯一の人材紹介会社。金融・コンサル中心に年収1,000万円以上の独自求人。決定者の約6割が年収アップ
運営会社 MBK Wellness株式会社(三井物産グループ)
公式サイト https://job.mwhhrp.com/

パーソルキャリア エグゼクティブ エージェント|決定実績の約7割が年収1,000万円以上

dodaを運営するパーソルキャリア株式会社の、エグゼクティブ専門の人材紹介サービスです。経営層・CxO・執行役員・部長・スペシャリストといったエグゼクティブポジションの紹介に特化しており、公式には「日本最大規模のエグゼクティブ専門の人材紹介サービス」と位置づけられています。

ビズリーチ主催「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2026」では商社部門MVPを受賞しており、ヘッドハンターとしての評価も外部から裏づけられています。

決定実績の年収分布を見ると、年収1,000万円以上が全体の約7割を占め、1,500万円以上も2割近くに達します。2,000万円超の決定実績もあり、扱うポジションの水準の高さがうかがえます。

対応業界はIT、製造、金融、メディカル、不動産・建設・エネルギーなど幅広く、東京2拠点に加えて関西・東北・中部・広島・九州にもオフィスを構えるため、地方企業の経営幹部ポジションにも対応できます。

首都圏以外でCFOや管理部門責任者を狙う人にとって、地方求人の薄さという業界共通の弱点を補える点は見逃せません。パーソルグループの顧客基盤を背景にした求人の厚みは、総合系ならではの強みです。

サービス名 パーソルキャリア エグゼクティブ エージェント
保有求人数 非公表(決定実績の約7割が年収1,000万円以上)
強み 日本最大規模のエグゼクティブ専門人材紹介。成功報酬型とリテーナーサーチの2形態。全国7拠点で地方の経営幹部採用にも対応
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://executive-agt.jp/

エンワールド・ジャパン|外資系・グローバル企業の幹部職

エンワールド・ジャパンは、外資系企業・グローバル企業のミドル〜ハイクラス転職に特化したエージェントです。

公式サイトではハイクラス・エグゼクティブを対象とした年収2,000万円以上の求人も多数扱っていると明記されており、英語力と専門性を武器にする方に適しています。

[参照元]外資系企業へのハイクラス転職・求人エージェントならエンワールド・ジャパン

項目 内容
サービス名 エンワールド・ジャパン
保有求人数 非公開
強み 外資系・グローバル企業の幹部ポジション
運営会社 エンワールド・ジャパン株式会社
公式サイト https://www.enworld.com/

エグゼクティブにとってのメリットは、外資系特有の採用プロセスに精通したコンサルタントの支援を受けられることです。

外資系の幹部採用は、カントリーマネージャーや本国役員との英語面接、リファレンスチェックなど日系企業と異なるステップが多く、経験者の伴走が結果を左右します。

入社後の定着支援まで行う姿勢も、ミスマッチを避けたいエグゼクティブには心強いポイントです。

こんな人におすすめ

  • 外資系企業の幹部ポジション・年収2,000万円以上を狙う方
  • 英語力とマネジメント経験を武器にしたい方
  • 外資系特有の選考プロセスに不安がある方

リクルートエグゼクティブエージェント|創業以来5,000名以上の経営層を紹介

株式会社リクルートエグゼクティブエージェントが運営する、経営層特化のエグゼクティブサーチ・ヘッドハンティング会社です。

インディードリクルートパートナーズの資本によるリクルートグループの一員で、2001年の創業以来、社長・CEO・COO・CFOといった経営執行責任者や事業部門責任者を中心に5,000名以上の紹介実績を積み上げてきました。担当業界を熟知した50名以上のコンサルタントが在籍しています。

サービスは完全成功報酬型の人材紹介、リテーナーサーチ、そして社外取締役サーチの3本柱。事業のライフサイクル(第二創業期、成長の限界、承継、事業再生など)ごとに必要な経営人材を定義して紹介するアプローチを取っており、「今の会社のステージに何が求められているか」という視点での提案が受けられます。

一般的な転職エージェントと異なり、ヘッドハント型で現職で活躍中の人材に声をかける手法が中心のため、登録して求人を待つというより「声がかかる側」に入ることに意味があるサービスです。

経営経験や役員経験を積んだ後のステージ、あるいは社外取締役としての就任先を探す局面で、接点を持っておきたい相手です。

サービス名 リクルートエグゼクティブエージェント(Recruit Executive Agent)
保有求人数 非公表(2001年創業以来の紹介実績5,000名以上)
強み 経営層・CxO特化のエグゼクティブサーチ。社外取締役サーチも提供。コンサルタント50名以上、アジア圏ネットワーク
運営会社 株式会社リクルートエグゼクティブエージェント
公式サイト https://www.recruit-ex.co.jp/

コトラ|金融・コンサル・ITのプロフェッショナル特化

コトラは、金融・コンサルティング・IT・製造業などのプロフェッショナル人材に特化した転職エージェントです。

掲載求人数は37,000件を超えており(2026年8月時点)、特化型としては求人量も豊富です。

[参照元]金融、コンサル、ハイクラスの転職支援

項目 内容
サービス名 コトラ
保有求人数 37,000件超(2026年8月時点)
強み 金融・コンサル・IT領域のハイクラス転職
運営会社 株式会社コトラ
公式サイト https://www.kotora.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、金融・コンサル出身のコンサルタントによる業界解像度の高い支援です。

投資銀行・PEファンド・FAS・事業会社CFOといった専門性の高いキャリアパスは、業界構造を知る担当者でなければ適切な提案が難しい領域です。

金融・コンサル業界内でのステップアップや、業界から事業会社の経営幹部への転身を考える方に向いています。

こんな人におすすめ

  • 金融・コンサル・IT業界でのハイクラス転職を目指す方
  • PEファンド・投資銀行・事業会社CFOなど専門性の高いキャリアを描く方
  • 業界出身のコンサルタントと具体的な話をしたい方

クライス&カンパニー|CXO転職の専門チーム

クライス&カンパニーは、30〜40代のハイクラス転職を中心に支援するエージェントで、CEO・COO・CFOなどの経営幹部ポジションを扱うCXO転職の専門サービスを持っています。

[参照元]クライス&カンパニー|志あるハイクラス転職を、クライスと

項目 内容
サービス名 クライス&カンパニー
保有求人数 非公開
強み CXOポジション専門の転職支援チーム
運営会社 株式会社クライス&カンパニー
公式サイト https://www.kandc.com/

エグゼクティブにとってのメリットは、キャリアの中長期戦略まで踏み込んだコンサルティング型の支援です。

目先の求人紹介にとどまらず、「10年後にどんな経営者・幹部になりたいか」から逆算した提案を受けられるため、初めてのCXO挑戦や、スタートアップ・ベンチャーの経営幹部への転身を検討する30〜40代に特に適しています。

こんな人におすすめ

  • 30〜40代で将来のCEO・COO・CFOポジションを目指す方
  • スタートアップ・ベンチャーの経営幹部への転身を考えている方
  • 中長期のキャリア戦略から一緒に考えてほしい方

マイナビ転職エグゼクティブエージェント|年収800万円以上の独占求人・非公開求人

株式会社マイナビが運営する、エグゼクティブ・ハイクラス層向けの転職エージェントです。年収800万円以上の層を中心に支援しており、外資系、商社、金融、投資銀行などの業界を軸に、CFO・COO、経営企画、人事マネジャー、会計コンサルタントといった経営幹部・管理部門系のポジションを扱っています。

マイナビ単独で取り扱う独占求人や非公開求人を多数保有しているのが特徴で、大手総合エージェントとしての企業基盤がそのまま求人網の厚みにつながっています。エグゼクティブ求人は企業側の事情で公開できないケースが多いため、独占・非公開の在庫がどれだけあるかは、エージェント選びの実質的な判断軸になります。

支援体制は、申し込みから個別相談、応募・面接調整の代行、内定時の条件交渉、入社後のアフターフォローまで5段階で一貫サポートする形式です。エグゼクティブ転職では条件交渉の巧拙が年収や権限に直結するため、交渉代行まで含めた伴走があるのは実利になります。

マイナビグループは会計士専門の「マイナビ会計士」、税理士専門の「マイナビ税理士」も展開しており、士業資格を持つ人はこれらとの使い分け・併用がしやすい構造です。

資格を軸にした専門職転職から、経営幹部としてのエグゼクティブ転職へ視野を広げるタイミングで、選択肢に加えたいサービスです。

サービス名 マイナビ転職エグゼクティブエージェント
保有求人数 非公表(独占求人・非公開求人を多数保有)
強み 年収800万円以上のエグゼクティブ・ハイクラス特化。外資・商社・金融・投資銀行に強い。内定後の条件交渉まで一貫代行
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://executive.mynavi-agent.jp/

MyVision|コンサル業界のエグゼクティブ転職

MyVisionは、コンサルティング業界への転職に特化したエージェントです。200社以上のコンサルティングファームと取引があり、書類選考通過率83%と業界水準を大きく上回る選考支援力を公表しています。

[参照元]コンサル転職No.1エージェント MyVision

項目 内容
サービス名 MyVision
保有求人数 非公開
強み コンサルファーム200社以上との取引・選考対策
運営会社 株式会社MyVision
公式サイト https://my-vision.co.jp/

エグゼクティブにとってのメリットは、コンサル業界特有の選考(ケース面接など)への対策が手厚いことです。

事業会社の幹部からコンサルファームのパートナー・ディレクター職への転身、あるいはポストコンサルとして事業会社の経営幹部を目指すルートなど、コンサルを軸にしたエグゼクティブキャリアを描く方に最適です。

こんな人におすすめ

  • コンサルティングファームのパートナー・ディレクター職を目指す方
  • 事業会社の幹部からコンサル業界への転身を考えている方
  • ケース面接など業界特有の選考対策を受けたい方

FLUX Agent|トップコンサルタントを厳選採用した新興ハイクラスエージェント

株式会社FLUXが運営する、総合型のハイクラス・エグゼクティブ向け転職エージェントです。

比較的新しいサービスですが、ビズリーチの面談満足度ランキング1位獲得者、JAC RecruitmentやリクルートでMVP・全社表彰を受けたコンサルタントなど、人材業界で実績を残した人材だけを厳選採用しているのが最大の特徴です。

コンサルタント一人が求職者と企業の両方を担当する両面型で、紹介可能なポジション例として、AIスタートアップCOO(年収2,500万円)、大手サイバーセキュリティ企業CFO(年収5,000万円)、グローバル企業の国際法務部長(年収2,000万円)といった経営層・責任者クラスの非公開求人が公開されています。

支援実績には、日系中堅企業の管理部長がITスタートアップのCFOへ転身し、年収1,150万円から1,450万円へ上げた事例も公開されており、管理部門からCxOを狙う人と相性のよいサービスです。

サービス名 FLUX Agent(フラックスエージェント)
保有求人数 非公表(経営層・CxOクラスの非公開求人が中心)
強み 人材業界の受賞歴あるコンサルタントのみを厳選採用した両面型。経営層との直接コネクションによる独自非公開求人
運営会社 株式会社FLUX
公式サイト https://agent.flux.jp/
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エグゼクティブ向け
転職エージェントTOP5
エージェント ポイント 公式
BEET-AGENT BEET-AGENT
士業・管理部門年収1000万円以上のハイクラスエージェント。経理/財務/法務など管理部門、管理職の転職に特化。ミスマッチのない転職支援に強み。
EXE EXE[エグゼ]
社外取締役・非常勤監査役への就任が可能。登録しておくだけで非公開案件の募集が届く。
JACリクルートメント JACリクルートメント
年収800万円以上の求人多数。JACリクルートが運営するハイクラス向けサービス。
ビズリーチ ビズリーチ
ハイクラス向けスカウトサイト。年収600万以上向け。幅広い求人に出会える。
doda X doda X
年収600万円以上のハイクラス求人多数!
パーソルキャリアが運営するdoda Xだから求人数が豊富。効率的に転職活動したい人におすすめ
2026年8月時点

エグゼクティブ向け転職エージェントの選び方|3つの基準

10社を紹介しましたが、全部に登録する必要はありません。

ここでは、自分に合うサービスを2〜3社に絞り込むための3つの基準を解説します。結論から言えば、「エグゼクティブ支援の実績」「サービスの仕組み」「職種・業界への特化性」の3点で見極めるのが確実です。

エグゼクティブ層の支援実績が豊富か

最初に確認すべきは、そのエージェントが実際にエグゼクティブ層の転職を成約させているかどうかです。「ハイクラス向け」を掲げるサービスは多いものの、実際の中心帯が年収600万〜800万円の課長・マネージャー層というケースも少なくありません。

見極めのポイントは、公式サイトの転職成功事例です。役職名(統括責任者・執行役員・CxOなど)と成約年収、転職時の年齢が具体的に開示されているかを確認しましょう。

たとえばJACリクルートメントの公式サイトには、50代後半〜60代で年収2,000万円を超える責任者クラスの成約事例が実名の職種入りで多数掲載されています。

こうした「自分と同じ階層・年代の事例」があるサービスは、企業側からも同クラスの求人が集まっている証拠です。

登録型・サーチ型・スカウト型のどれか

エグゼクティブ向けの転職支援サービスは、仕組みの違いで大きく3タイプに分かれます。自分の状況に合うタイプを理解して組み合わせることが重要です。

  • 登録型(エージェント型):自分で登録し、担当コンサルタントから求人紹介を受ける。JACリクルートメント・BEET-AGENT・コトラなどが該当。自分のペースで動き出せるのが利点
  • サーチ型(ヘッドハンティング型):企業から依頼を受けたサーチファームが候補者を探して直接声をかける。原則として自分から登録できず、実績と評判が呼び水になる
  • スカウト型:レジュメを公開し、ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ。ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・doda Xなどが該当。市場価値の測定を兼ねられる

サーチ型からの接触は待つしかありませんが、スカウト型に質の高いレジュメを置いておくことが、実質的に「見つけてもらう」窓口になります。登録型2社+スカウト型1〜2社の組み合わせが、エグゼクティブ転職の標準的な布陣です。

自分の職種・業界への特化性があるか

3つ目の基準は、自分の専門領域にどれだけ深いかです。

エグゼクティブの転職では、「経営幹部の採用市場全般に広い」ことよりも「自分の職種の採用要件を深く知っている」ことのほうが価値を持つ場面が多くあります。

たとえば管理部門の責任者ポジションであれば、CFOに求められる資金調達経験と経理部長に求められる決算統括経験の違いを理解しているBEET-AGENTのような特化型のほうが、経歴の訴求ポイントを的確に整理してくれます。

同様に、金融・コンサルならコトラ、外資系ならエンワールド・ジャパン、コンサル業界ならMyVisionと、領域特化のエージェントを主軸に据え、総合型・スカウト型で網を広げるのが効率的です。

エグゼクティブ転職市場の構造【求人が表に出ない理由】

エージェント選びの背景として、エグゼクティブ転職市場の構造を理解しておくと、各サービスの位置づけが腹落ちします。ポイントは「求人が公開されない理由」と「誰が採用の水面下で動いているか」の2つです。

エグゼクティブ求人の多くが非公開求人になる3つの理由

エグゼクティブポジションの求人が一般公開されにくいのには、構造的な理由があります。

  1. 経営戦略に直結するため:役員・幹部の募集は、新規事業・組織再編・後任者計画といった内部情報とセットです。公開すれば競合他社や取引先、社内に経営の動きを知らせることになりかねません
  2. 現任者への配慮:後任探しが本人や社内に知られると、組織の士気や人間関係に影響します。水面下で候補者を固めてから交代を発表するのが通例です
  3. 応募の質を担保するため:公開求人には要件を満たさない応募が集中しがちです。母集団の質を担保するには、信頼するエージェントやサーチファームに絞って依頼するほうが効率的です

つまり、エグゼクティブ求人に出会えないのは市場に求人がないからではなく、流通経路が最初から絞られているからです。転職市場全体では、dodaの転職求人倍率レポートによると2026年6月時点の求人倍率は2.55倍と高水準が続いており、人材獲得競争は幹部クラスでも例外ではありません。

[参照元]2026年6月の転職求人倍率は2.55倍(前月差+0.11ポイント)

「ハイクラス転職」と「エグゼクティブ転職」の違い

ハイクラス転職とは、一般に年収800万円以上の管理職・専門職を対象とする転職を指します。一方、エグゼクティブ転職とは、その中でも経営に直接関与する層、すなわち役員・執行役員・事業責任者・CxOクラスの転職を指します。

両者の違いは年収だけではありません。ハイクラス転職では「実務力・マネジメント力」が評価軸の中心ですが、エグゼクティブ転職では「経営課題を解決した実績」と「企業文化・経営陣との相性」が重視されます。

採用する側にとって幹部の採用は経営判断そのものであり、選考にも社長・役員面談やリファレンスチェックが組み込まれるのが一般的です。

この違いは、使うべきサービスの違いにもつながります。ハイクラス帯であればdoda Xやビズリーチのような求人数の多いプラットフォームが有効ですが、エグゼクティブ帯に近づくほど、両面型・特化型エージェントやサーチファームの比重が高まります。

エグゼクティブサーチ(ヘッドハンティング)が動く仕組み

エグゼクティブサーチとは、企業から「こういう幹部が欲しい」という依頼を受けたサーチファームが、市場から最適な人材を探し出して口説く採用手法です。求人票は存在せず、候補者はロングリスト(候補者リスト)に載るところから始まります。

サーチファームが候補者を探す情報源は、業界内の評判・実績、講演や執筆などの発信、経営者ネットワーク、そしてビズリーチやリクルートダイレクトスカウトのようなスカウトデータベースです。

つまり、自分から応募できないサーチ型の案件に対しても、スカウトデータベースに充実したレジュメを置いておくことが、実質的な受け皿になります。

ヘッドハンターから声がかかった場合は、その案件が「サーチ型(企業から特定ポジションの依頼を受けた案件)」なのか「登録型の求人紹介」なのかを確認しましょう。

サーチ型であれば企業の本気度が高く、条件交渉の余地も大きいのが一般的です。

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【職種・目的別】エグゼクティブ転職エージェントの使い分け

エグゼクティブといっても、CFOと事業責任者では採用市場も有効なエージェントも異なります。ここでは職種・目的別に、どのサービスを主軸にすべきかを整理します。

CFO・経理財務責任者を目指す場合

CFO・財務責任者の採用では、資金調達・IPO準備・M&A・決算統括など、フェーズごとに求められる経験が明確に異なります

IPO準備企業のCFO候補であれば監査法人対応や上場審査の経験、成熟企業の財務部長であれば資金繰りと金融機関折衝の実績が問われます。

この解像度で経歴を整理できるのは管理部門特化型のエージェントです。BEET-AGENTを主軸に、求人の網を広げる意味でビズリーチ・doda Xのスカウト型を併用する組み合わせが有効です。

金融機関出身でファンド投資先のCFOを目指すようなケースでは、金融特化のコトラも選択肢に入ります。

法務責任者・ゼネラルカウンセルを目指す場合

法務部長・ゼネラルカウンセル(最高法務責任者)の市場は、コンプライアンス強化やガバナンス改革の流れを受けて拡大している一方、求人の絶対数は多くなく、非公開比率が特に高い領域です。

企業側も「どんな法務責任者が必要か」を言語化できていないことが多く、エージェントが要件定義から関与するケースが目立ちます。

管理部門特化のBEET-AGENTのように法務領域の支援実績があるエージェントを軸に、外資系企業のリーガルポジションを視野に入れるならエンワールド・ジャパンを加える構成が考えられます。

弁護士資格を持つ方であれば、後述する社外役員(社外取締役・監査役)への就任という選択肢も現実的です。

CxO・事業責任者を目指す場合

CEO・COO・CxOや事業部門トップのポジションは、サーチ型・スカウト型経由の比率が最も高い領域です。企業は「事業を任せられる人物」を探しており、職務経歴書のスペックよりも、事業をどう成長させたかのストーリーが評価されます。

CXO専門チームを持つクライス&カンパニーのようなコンサルティング型エージェントで自分の経営者としての売りを言語化しつつ、ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトでサーチファームからの接触窓口を開いておく戦略が有効です。

スタートアップの経営幹部を目指す場合は、ストックオプションなど報酬設計の交渉経験が豊富な担当者かどうかも確認しましょう。

外資系エグゼクティブを目指す場合

外資系企業の幹部採用は、日本法人の裁量が小さく本国の承認プロセスが入る、リファレンスチェックが必須、英語でのビジネスケース面接があるなど、日系企業と大きく異なります

この領域は外資系特化のエンワールド・ジャパンや、外資系に強いJACリクルートメントを主軸にするのが定石です。

外資系では「ポジションクローズ(採用計画自体の消滅)」も珍しくないため、複数案件を並行させることがリスクヘッジになります。

グローバルでの人材の動きに詳しい担当者から、業界の再編動向や各社の日本市場への投資姿勢といった情報を得られるのも特化型を使う利点です。

年収レンジ別の使い分け

年収帯によっても、有効なサービスの組み合わせは変わります。

  • 年収800万〜1,200万円(部長・シニアマネージャー層):求人数の多いdoda X・ビズリーチを軸に、職種特化型(BEET-AGENT・コトラなど)で深掘りする
  • 年収1,200万〜2,000万円(執行役員・本部長層):両面型・特化型エージェント(JACリクルートメント・クライス&カンパニーなど)の比重を高め、スカウト型は受信窓口として維持する
  • 年収2,000万円以上(役員・CxO層):公開市場に求人はほぼ出ません。サーチファームからの接触、エージェントの個別ネットワーク、そして自身の人脈・評判が主戦場になります。スカウトデータベースのレジュメを常に最新に保つことが接点の生命線です。
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    エグゼクティブが転職エージェントを利用するメリット5つ

    エグゼクティブ層にとって、転職エージェントの価値は単なる「求人紹介」にとどまりません。ここでは、幹部クラスの転職だからこそ大きく効いてくる5つのメリットを解説します。

    非公開求人にアクセスできる

    最大のメリットは、一般には公開されない求人の流通経路の内側に入れることです

    前述のとおり、エグゼクティブポジションの募集は経営戦略や現任者への配慮から非公開で動くのが通例で、転職サイトを眺めているだけでは存在すら知ることができません。エージェントに登録し、担当者に経歴と希望を把握してもらうことで、初めて「あなたに合いそうな案件が水面下にあります」という情報が届くようになります

    役員・幹部クラスを目指すなら、エージェント登録は選択肢の1つではなく、市場に参加するための前提条件に近いといえます。

    年収・処遇の交渉を任せられる

    役員報酬・ストックオプション・契約形態・権限範囲など、エグゼクティブの処遇交渉は項目が多く、金額も大きくなります

    本人から切り出しにくいこれらの条件交渉を、相場観を持つ第三者として代行してもらえるのは大きな利点です。

    特に「現年収より下げたくない」「肩書と権限をセットで確保したい」といった譲れない条件は、エージェント経由で早い段階から企業に伝えておくことで、最終局面での条件のすれ違いを防げます。

    交渉のプロが間に入ることで、着地点も市場相場から大きく外れない適正なものになります。

    企業の内部情報を得られる

    エグゼクティブ転職の成否は、入社後に経営陣とうまくやれるかどうかで決まるといっても過言ではありません。経営陣の人柄や役員会の力学、前任者の退任理由、オーナーの影響力の強さといった情報は、公開情報からはまず得られませんが、意思決定の質を大きく左右します。

    企業と直接つながっているエージェント、特に両面型のコンサルタントは、こうした内部事情を踏まえて「この会社の社長はこういうタイプの人を求めている」という解像度で助言してくれます。

    在職中でも効率的に転職活動を進められる

    現職の重責を担いながらの転職活動は、時間との戦いです。エージェントを使えば、求人の選別・日程調整・書類手続きを任せられるため、多忙な現職と並行した活動が現実的になります。

    また、立場上転職活動を周囲に知られたくないエグゼクティブにとって、情報管理を徹底したうえで活動できる点も重要です。

    担当者は応募先以外に経歴を開示しないため、市場に出ていること自体を秘匿しながら選択肢を広げられます。

    自分の市場価値を客観的に把握できる

    キャリア面談では、担当者が数多くの同クラス人材と企業ニーズを見てきた経験をもとに、あなたの経歴が市場でどう評価されるかをフィードバックしてくれます。

    1. 「この実績なら年収◯◯万円台のポジションが狙える」
    2. 「この経験が意外に希少価値がある」

    といった客観的な物差しは、社内評価しか知らないまま長く勤めてきた人ほど価値があります。転職を今すぐ決めていなくても、定点観測として面談を受けておくことで、いざ動くときの判断基準ができます。

    エグゼクティブが転職エージェントを利用するデメリット5つ

    一方で、転職エージェントには構造上の弱点もあります。ただし、いずれも仕組みを理解していれば対処できるものです。ここでは5つのデメリットと、それぞれの対処法をセットで解説します。

    求人を紹介してもらえないことがある

    エージェントは企業からの依頼案件とマッチする人材を優先するため、経歴と市場のタイミングが合わないと連絡が減ります。エグゼクティブ帯は案件の絶対数が少ないぶん、この傾向はより顕著です。

    対処法は、

    1. 1社の反応で市場価値を断定せず複数サービスで確かめる
    2. 「今すぐの転職ではなく情報収集」と正直に伝えたうえで中長期の関係を作る
    3. スカウト型にレジュメを置いて市場からの評価を継続的に観測する

    の3つです。エージェントの優先度は市場環境で変わるため、半年後に状況が一変することも珍しくありません。

    担当者の力量・相性に左右される

    エグゼクティブ支援の経験が浅い担当者に当たると、的外れな求人提案や、階層感覚のずれた助言を受けるリスクがあります。

    また、力量とは別に、キャリア観の相性が合わないケースもあります。対処法はシンプルで、初回面談で「自分と同クラスの支援実績」を具体的に聞くことです。

    物足りなければ担当変更を依頼するか、別のエージェントに軸足を移しましょう。担当変更の依頼は失礼にはあたりませんし、対応の質を測るリトマス試験紙にもなります。

    自分のペースで転職活動を進めにくい

    エージェントは企業側の採用スケジュールも背負っているため、「今週中に応募の意思を」「面接日程を早めに」と一定のペースメイクをしてきます。

    じっくり考えたいタイプの方には、これがプレッシャーになることがあります。対処法は、最初の面談で自分の時間軸(例:3か月で情報収集、その後3か月で選考)を明確に共有しておくことです。

    時間軸が共有されていれば、担当者もそれに合わせた案件の出し方をしてくれます。急かされて判断の質が下がるのは本末転倒です。

    希望と異なる求人を提案されることがある

    担当者が成約可能性を優先するあまり、希望よりも「決まりやすい」求人を勧めてくるケースがあります。特に希望条件が市場の実態とずれている場合、すり合わせのつもりの提案が「話を聞いてもらえていない」という不信感につながりがちです。

    対処法は、提案を受けた際に「なぜこの求人を自分に合うと判断したか」を毎回確認することです。

    理由に納得感があれば視野を広げる好機ですし、説明が曖昧なら希望条件の優先順位を改めて文書で共有し直しましょう。

    エージェント経由では出会えない求人もある

    エグゼクティブ採用には、サーチファームへの指名依頼や経営者ネットワークでのリファラル(紹介)など、登録型エージェントの外側で完結する案件も少なくありません。

    エージェントだけに頼ると、この層の機会を取りこぼします。対処法は、本記事で繰り返し述べてきた複線化です。スカウト型データベースにレジュメを置いてサーチファームからの接触窓口を開き、業界内の人脈・評判のメンテナンスを怠らないこと。

    さらに社外役員マッチングのような別チャネルも持っておくと、機会の取りこぼしを最小化できます。

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    エグゼクティブ転職を成功させるエージェント活用のコツ5つ

    同じエージェントを使っても、活用の仕方で結果は大きく変わります。ここでは、エグゼクティブ層が特に意識すべき5つのコツを紹介します。

    経歴・希望条件は正直に伝える

    現年収・退職理由・他社の選考状況・家庭の事情などは、正直に共有しましょう。エージェントは伝えられた情報を前提に企業へ推薦するため、後から相違が発覚すると、本人と担当者の双方の信用が毀損されます。

    特にエグゼクティブ採用ではリファレンスチェック(前職関係者への照会)が行われることが多く、経歴の粉飾は高い確率で判明します。弱みも含めて開示したほうが、エージェントはカバーする論理を一緒に組み立ててくれます。

    併用は2〜3社に絞る

    複数登録は鉄則ですが、多すぎるのも問題です。5社も6社も並行すると、日程管理が破綻するうえ、同じ求人に複数経路で推薦が重複する事故が起こり得ます。

    推薦の重複は企業側に「管理ができていない人」という印象を与えかねません。登録型2社+スカウト型1〜2社を上限の目安として、機能していないサービスは早めに整理しましょう。

    スカウトへの返信は早く、丁寧に

    ヘッドハンターからの声かけには、興味の有無にかかわらず早めに返信するのがおすすめです。

    スカウト型のデータベースでは、返信率・返信速度が候補者の「アクティブ度」として扱われ、反応が良い人ほど質の高い案件が回ってきやすくなります。

    断る場合も「現時点では動かないが、こういう条件なら関心がある」と返しておくと、条件に合う案件が出たときに再度声がかかります。

    職務経歴書は「経営数字」で語る

    エグゼクティブの職務経歴書で評価されるのは、担当業務の羅列ではなく経営インパクトです。

    「売上を◯年で◯億円から◯億円に成長させた」「◯億円のコスト構造改革を主導した」「◯名の組織を再編し離職率を◯%改善した」のように、規模・期間・成果を数字で示しましょう。

    エージェントの添削を受ける際も、「この実績は経営者にどう見えるか」という視点でフィードバックを求めると精度が上がります。

    転職希望時期を明確に伝える

    「良い案件があれば」というスタンスは正直な気持ちでも、エージェントの優先度は下がります。動く意思があるなら「3か月以内に意思決定したい」など時間軸を明確に伝えましょう。

    逆に当面動かない場合も、その旨を伝えたうえで年1〜2回の情報交換を続けておくと、市場の変化やあなたの想定していなかった好機を知らせてもらえる関係を維持できます。

    転職だけではない|「社外取締役・監査役」というキャリアの選択肢

    エグゼクティブのキャリア戦略を考えるうえで、フルタイムの転職と並ぶもう1つの選択肢が、社外取締役・監査役への就任です。

    転職エージェント経由の活動と並行して検討できるうえ、現職を続けながら経営に参画できるため、近年エグゼクティブ層の関心が高まっています。

    エグゼクティブの複業として広がる社外役員就任

    社外役員の需要は、コーポレートガバナンス強化の流れとともに拡大してきました。

    東京証券取引所は、一般株主保護の観点から、上場会社に対して独立役員(一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役または社外監査役)を1名以上確保することを、企業行動規範の「遵守すべき事項」として規定しています。

    上場を維持する限り、企業は独立性のある社外役員を確保し続けなければならないということです。
    [参照元]独立役員 | 日本取引所グループ

    さらに毎年一定数の企業が新規上場(IPO)を果たすため、上場準備段階で社外取締役・監査役を探す企業は継続的に生まれています。一方で、経営経験や専門性・独立性の要件を満たす人材は限られており、候補者側から見れば「経験を活かせる売り手市場」が続いている領域といえます。

    エグゼクティブにとって社外役員就任には、次のような利点があります。

    • 現職や本業を続けながら、非常勤で経営に参画できる
    • 他社の経営を内側から見ることで、自身の経営力・視野が広がる
    • 役員としての実績が積み重なり、その後のキャリア(CxO転職・独立)の信用力になる

    社外役員に求められる要件と報酬の考え方

    社外取締役・監査役に求められるのは、大きく「経営・専門領域での実績」と「独立性」の2つです。

    上場企業の役員・部長クラスとしてのマネジメント経験、あるいは弁護士・公認会計士といった専門資格に基づく知見は、そのまま社外役員としての適格性につながります。

    財務・法務・人事などの管理部門出身者は、監査役・監査等委員としての需要が特に高い層です。

    報酬は企業規模や役割によって幅がありますが、非常勤であっても相応の水準が設定されるのが一般的です。監査役の報酬相場や決め方の詳細は、こちらの記事で解説しています:監査役の報酬相場はどのくらいか|報酬の決め方や妥当性・変更手続きまで解説

    また、社外取締役の役割や設置背景について基礎から知りたい方は、社外取締役とは?経営における役割とキーマンとしての注目背景・報酬体系も解説も参考にしてください。

    社外役員候補として登録するには|EXE[エグゼ]

    社外役員のポジションは、転職求人以上に「公募」が少なく、経営者ネットワークや紹介で決まることがほとんどでした。この構造を変えつつあるのが、社外役員に特化したマッチングサービスです。

    EXE[エグゼ]は、東証グロース上場の株式会社アシロが運営する社外取締役・監査役のマッチングサービスで、『独立性の担保、兼務社数5社未満、経験10年以上』等の基準を満たしたエグゼクティブ人材や弁護士・公認会計士等の有資格者と、社外役員を探す企業をつないでいます。

    登録している専門家は1,300名を突破しており、上場企業・IPO準備企業からの選任ニーズとのマッチングが行われています。

    [参照元]EXE[エグゼ]の社外役員登録者数が1,300名を突破!

    役員経験・管理部門責任者としての実績・専門資格をお持ちの方は、転職エージェントへの登録と並行して社外役員候補としての登録もしておくことで、キャリアの選択肢を「転職」の一本から「転職×経営参画」の複線に広げられます。

    登録は『社外役員への登録を希望される方へから行えます。

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    エグゼクティブ向け転職エージェントを利用する流れ5ステップ

    最後に、登録から内定までの標準的な流れを押さえておきましょう。エグゼクティブ転職では選考プロセスが長期化しやすいため、全体像を知っておくことが焦らず活動する助けになります。

    1. 登録:公式サイトから経歴を登録します。職務経歴書は完璧でなくても、役職・マネジメント規模・主要実績がわかる状態で登録すれば、面談前のマッチング精度が上がります
    2. キャリア面談:担当コンサルタントと経歴の棚卸し・希望条件のすり合わせを行います。オンライン・時間外の面談に対応するサービスが多く、在職中でも調整しやすくなっています
    3. 求人紹介・スカウト受信:条件に合う案件の紹介を受けます。エグゼクティブ案件は数より質です。紹介が少なくても焦らず、1件ごとに「なぜ自分に合うと判断したか」を担当者に確認しましょう
    4. 書類選考・面接:幹部採用では、社長・役員との複数回面談、会食形式の相互理解の場、リファレンスチェックなどが組み込まれることがあります。面接は「選考される場」であると同時に「経営陣と相性を見極める場」でもあります
    5. 内定・条件交渉・入社:報酬・肩書・権限範囲・入社時期などの最終交渉はエージェントを通じて行います。現職の引き継ぎ期間も含めて、無理のないスケジュールを設計しましょう

    よくある質問(FAQ)

    エグゼクティブ転職は50代・60代でも可能ですか?

    可能です。エグゼクティブ採用では年齢そのものより「経営課題を解決できる実績」が評価されます。

    実際に、50代後半〜60代で年収2,000万円を超える統括責任者クラスの転職成約事例が複数掲載されています。ただし年代が上がるほどポジションは絞られるため、実績の言語化と、特化型エージェント・社外役員登録などの複線的な活動がより重要になります。

    エグゼクティブ転職の年収相場はどのくらいですか?

    企業規模・ポジション・業界によって大きく異なりますが、目安として執行役員・本部長クラスで年収1,200万〜2,000万円、CxO・役員クラスで2,000万円以上のレンジが中心です。

    スカウト型サービスでは、ビズリーチが年収1,000万円以上の求人が掲載求人の5割以上と公表しており、ハイクラス帯の求人流通は厚みを増しています。自分の相場を知る最も早い方法は、スカウト型に登録して届くオファーの条件を観測することです。

    管理職経験が浅くてもエグゼクティブ転職はできますか?

    役員直下のポジションや成長企業の幹部候補であれば、可能性は十分あります。

    特にスタートアップ・IPO準備企業では、完成された経歴よりも専門性と実行力を重視して、将来のCxO候補を部長級で採用するケースが多くあります。現時点の役職より「何を任されて何を変えたか」を職務経歴書で示せるかが鍵です。

    エージェントの面談で、自分の経歴がどの階層の市場で通用するかを率直に聞いてみましょう。

    面接ではどのようなことが聞かれますか?

    エグゼクティブの面接では、①これまでの経営・事業上の意思決定とその結果、②入社後90日〜1年で何をするかの仮説、③経営理念・カルチャーへの共感度、の3点が中心になります。

    実務スキルの確認よりも、経営陣との相互理解の色彩が濃く、社長との会食や役員全員との面談が組まれることもあります。「自分が面接官なら何を不安に思うか」を先回りして準備しておくと、質疑が深まります。

    転職活動が現職に知られることはありませんか?

    エージェント経由の活動であれば、リスクは低く抑えられます。担当者は応募先以外に経歴を開示しませんし、スカウト型サービスにも特定企業からレジュメを見えなくするブロック機能があります。

    ただし、レジュメの実績記述が具体的すぎると個人が特定される可能性はあるため、社名や固有のプロジェクト名の書き方は担当者と相談して調整しましょう。リファレンスチェックも、本人の同意なく現職に連絡が行くことは通常ありません。

    転職エージェントの利用に費用はかかりますか?

    求職者側の利用は、本記事で紹介したサービスを含め基本的に無料です。転職エージェントは採用が決まった際に企業側から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者から費用を取ることは原則ありません。

    ただし、ビズリーチのように一部機能が有料プランになっているスカウト型サービスもあるため、登録時に料金体系を確認しておきましょう。有料プランは必須ではなく、無料の範囲でもスカウトの受信・返信は可能です。

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    まとめ|自分の階層・職種に合うエージェント選びが成功の第一歩

    エグゼクティブ転職は、求人が表に出ない市場構造を理解し、自分の職種・年収帯に合ったサービスを組み合わせることが成功の第一歩です。最後に要点を整理します。

    • エグゼクティブ求人の多くは非公開。登録型2社+スカウト型1〜2社の布陣で流通経路の内側に入る
    • 管理部門ならBEET-AGENT、外資系ならエンワールド・ジャパンやJACリクルートメントなど、職種・領域特化を主軸にする
    • 職務経歴書は経営数字で語り、スカウトには素早く返信して市場からの評価を観測し続ける
    • フルタイム転職だけでなく、社外取締役・監査役への就任という複線のキャリアも視野に入れる

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